彼女募集掲示板と枕

普段は強気の彼ではありますが、ある日のデートのこと。その日は彼女募集掲示板が見える公園に居ました。海沿いの長いベンチに座って2人で話をしていました。

隣のベンチには仲のよさそうなカップルが彼女のひざに頭をおいて幸せそうに過ごしていました。それをチラリと見やった彼が一言。

「いいな~・・・」とポツリとつぶやいたのです(笑)意外な発言に驚いたものの私は「横になる?」そういってひざをポンポンと叩きました。すると彼は半分照れたように私のひざに頭を乗せました。

普段は彼女募集掲示板の彼ですが、そのときばかりは私の母性というものが目覚めたような気がしました。そしてその日の夜。彼は私に腕枕をしてくれました。

それは何時ものことでしたし、さぞ疲れることだろうと寝返りをうつフリをして彼の腕からするりと抜けるのが私の習慣でもありました。そんな1日をベッドの上で思い返しながら思ったこと。

それは「膝枕は彼女としての特権」「腕枕は彼氏としての特権」という事でした。特権なんていうと大げさかもしれませんが、彼がいるからこそそうしたささやかな喜びを感じることが出来るんですよね。

私は改めて彼に対する彼女募集掲示板の気持ちと愛情を感じた瞬間ともなりました。